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化学プラント原子炉の内径拡大工事

5トンの鋼材を金属切削に転換

1998年8月、高さ8mの原子炉容器の内径を、可搬型ボーリング装置と高性能切削工具で拡大しました。メカニックは交代制で、24時間体制で勤務していました。

目標は以下のとおりでした。反応炉エリアの最終直径を730mm(0/+0.35)、モーターエリアの最終直径を760mm(0/+0.35)にする。半径35mmのボーリング加工が必要。

切削工具・ボアアライメント装置

このような作業を現地で行うのは初めてのことでした。

これにより、原子炉容器の容積を20%増加させることができました。2000年には、中東の化学プラントで同作業を成功させました。

円錐形のシール面、上部と下部をゲージを用いて加工する。

最終的な表面品質。Ra 0.4

ドリル加工装置の駆動系。

原子炉本体の外側のシール面。

ドリルシャフトをガイドするための下部のセンタリング装置。

加工段階の様子。

加工工程の進行。

掘削作業の開始 - 最初の切削屑がリアクター下部に落下す

メタル切削の除去。

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