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ギリシャ海軍艦艇の兵器座面に、メタロックが現場機械加工で先制攻撃

ギリシャ海軍の新型62m高速攻撃艇の兵器座面が、ギリシャのエレフシス造船所でメタロックエンジニアリングにより現場で機械加工されました。(写真提供:VT Shipbuilding)

ギリシャ・エレフシス - 兵器座面の機械加工

兵器の精度を確保するため、メタロックエンジニアリングは最近、ギリシャのエレフシス造船所でギリシャ海軍の高速戦闘艇3隻の兵器と制御施設の座面を、まっすぐ水平になるよう現場で機械加工しました。

SuperVita高速戦闘艇

62m級高速戦闘艇SuperVitaは、大成功を収めた56m級シリーズから派生した最新艇です。VT(旧Vosper Thornycroft)造船は、Elefsis造船の主要下請けとして、予備設計、詳細設計、機器調達を行い、技術移転パッケージの一部として、Elefsis造船が主契約者として、兵器とプラットフォームの建造、艤装、港湾、海上試験を担当、ギリシャ海軍にターンキーベースで船舶を納入しています。

鋼鉄製の船体とアルミニウム製の上部構造を持つ高速戦闘艇で、全長61.9m、全幅9.5mです。MTU16V595ディーゼルエンジン4基で4つの固定ピッチプロペラを駆動し、34ノットを超える速度が出せます。

現場での機械加工

この艦は、溶接された甲板構造に最新の兵器を多数搭載しています。メタロックエンジニアリングは、キール敷設時に設定された船の基準点に対して、各座面をまっすぐかつ水平に現場で機械加工することを依頼されました。メタロックは、英国でVTSと過去に取引したことがあり、プロジェクトを期限内に予算内で完成できる能力を買われ、契約成立となりました。

メタロックエンジニアリングは、船の基準線からアライメントを取り、ポータブルフライス盤を設置し、必要に応じて位置を変えながら、Oto Breda 30mm砲2基用の左右の座面、Exocet地対地ミサイル前・後ランチャーランプ、Ramsys GMWS Mk31地対空ミサイルシート、Sting Eoディレクターシート、MW08レーダー台座、Mirador座面、スカウト、左右のTDS座面を機械加工しました。

VTSとその100%子会社であるVT Hellas SAの協力のもと、エレフシス造船所で建設中のさらに2隻の船で、最初の3隻のオペレーションが繰り返される予定です。

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