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ドラックス発電所のLPタービン6基のうち2基の後付けのため、メタロックが現場で機械加工

メタロックエンジニアリングは最近、ドラックス発電所のLPタービン2基に対し複雑な現地での機械加工を行い、Siemens社の後付け・アップグレードにより出力を向上させ、タービンに新たな寿命を与えることに成功しました。

Drax PS - 複雑な現場での機械加工

メタロックが結んだ契約は、LPタービン全6基の機械加工です。LPスピンドルのアップグレードには、各ブレード列間のダイヤフラムを取り除き、ブレードキャリアシステムに変換することが含まれます 。ブレーディングのグループを装着した3つのキャリアからなります。

Drax PS - intricate on-site machining

上から順に 3つのケーシングカバーとメタロック専用ボーリングバー。排気口の機械加工。直径250mmのボーリングバーによるLPケーシング加工。

ドラックスは、総発電容量4000MW弱の英国最大の石炭火力発電所です

ドラックスは、総発電容量4000MW弱の英国最大の石炭火力発電所です。1974年の建設当初は660MWのタービンを3基搭載していましたが、1986年に3基が追加されました。排煙脱硫装置を備え、英国で最もクリーンな石炭火力発電所であり、英国の電力の約7%を発電しています。Drax Group plcが所有しています。

メタロックは各タービン3枚のLPへの作業を担当し、以下が含まれました。

  • LP1、LP2、LP3 の上下ケーシングの1列目と2列目の既存溝(キャリアシート)を深くし、その部分のブレードの大型化に対応させた。
  • また、LP1、LP2、LP3で排気部の機械加工を行い、ケーシングのクリアランスを広げ、各LPの排気端に大きなブレードを設置できるようにした。
  • 新しいベアリングキーパーを取り付けるために、メタロックは6つのベアリングペデスタルに新たにM56/M64の穴をドリルで開け、ネジ切りした。

さらに、上部ケーシングの0度の位置、下部ケーシングの180度の位置にあるLPシリンダー3本の各ダイヤフラムをドリル加工、ネジ切り、ダウエル加工し、回転防止キーを取り付けられるようにしました。ボーリング作業は直径250mmの専用の持ち運び式ボーリングマシンを使用して行われました。

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