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メタロックエンジニアリング、ドライブピストンシリンダを修理しきかんしゃトーマスの走行を可能に

QRSのきかんしゃトーマスのメインドライブシリンダブロックと新しいライナーが完全に復元され、新たな命が吹き込まれました。.

きかんしゃトーマス - メインドライブシリンダブロック

子供に人気のきかんしゃトーマス(Rev. A.Awdry原作)は最近、バッキンガムシャーのQuainton Railway Societyのため、メタロックエンジニアリングにより大規模な大修理が行われました。.

この設計では、シリンダブロックはフレームの間、スモークボックスの下に位置しています。そのため、スモークボックスとシリンダの間に穴が開いてしまい、効率がかなり落ちていました。

極度に摩耗し腐食したメインドライブシリンダブロック

1939年にNorth British Loco社により製鉄所向けに製造された24564 Coventry No.1は、現在は分身であるきかんしゃトーマスとして、QRSによって運用されていますが、メインドライブシリンダブロックが極端に摩耗し、腐食しているのが悩みのタネでした。この設計では、シリンダブロックはフレームの間、スモークボックスの下に位置しています。そのため、スモークボックスとシリンダの間に穴が開いてしまい、効率が悪くなっていました。そこで、シリンダをラインボア加工し、スリーブを装着し、ピストンをアンダーサイズにすることで、解決しました。QRSは、メタロックエンジニアリングが同様の作業を行っていることを知り、メタロックに連絡を取り、調査の後、必要な再ボーリング作業を行い、新しいシリンダライナーを2つ製造して取り付けました。QRSのエンジニアは、シリンダブロックが解体され、ピストンが取り外されると、すぐに両方のピストンの再加工と新しいピストンリングの取り付けに取り掛かり、メタロックがシリンダライナーの製造を完了するために必要なシリンダボアの直径を決定しました。

メタロックは2つのシリンダから楕円を取り除くため、最小限の材料を取り除き、仕上げ直径を18.25インチ(463mm)にしました。同時に、内径17.00±0.005インチ(432mm)、長さ26インチ(660mm)のシリンダライナーを2本製作し、焼きばめを行いました。ライナーはシリンダをスモークボックスから効果的に遮断し、ボアのランニングクリアランスも元どおりに戻しました。

QRSの「きかんしゃトーマス」は、バッキンガムシャー鉄道センターで特別公開日に客車を牽引し、子供たちや熱心な親御さんに喜ばれながら、新たな人生を楽しんでいます。

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