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メタロックのオービタル旋削技術が東南アジア発電所の貴重なダウンタイムを削減

メタロックエンジニアリングが設計・製造したオービタル旋削マシンは、シャフトが固定された工具の周りを回転するのではなく、工具がシャフトの周りを回転する仕組みになっています。

東南アジア発電所 - オービタルマシンローターシャフト

ある東南アジア企業は、110MWのGT8発電機の長さ13mのローターシャフトを300km離れた工場に輸送しジャーナル部の傷を機械加工するのではなく、損傷したシャフトを現場でオービタル旋削加工するよう、メタロックエンジニアリングに依頼しました。

メタロックエンジニアリングが設計・製造。

メタロックエンジニアリングが設計・製造した装置で、約6.8mmの材料が除去されました。

オービタル旋削では、シャフトが固定された工具の周りを回転するのではなく、工具がシャフトの周りを回転する仕組みになっています。

直径400mm、長さ380mmのジャーナルは、ベアリングの重大な不具合により損傷していました。

直径400mm、長さ380mmのジャーナルは、ベアリングの重大な不具合により損傷していました。メタロックエンジニアリングのノウハウが活かされた結果、代替手段を使った場合の半分の時間で加工が完了しました。

損傷したシャフト部分にアクセスするため、ベアリングカバーを取り外しました。このためメタロックのエンジニアは、ローターをその場に置いた状態で状況を評価することができました。その後ベアリングが完全に取り外され、シャフトを支持しながらメタロックエンジニアリングは、ジャーナル径とスラスト面の損傷部分を加工するためのオービタル旋削マシンを設置しました。メタロックエンジニアリングが設計・製造した装置で、約6.8mmの材料が除去されました。オービタル旋削では、シャフトが固定された工具の周りを回転するのではなく、工具がシャフトの周りを回転する仕組みになっています。ローターシャフトの加工しない部分は、空気圧で駆動するオービタル旋削ケージのベアリング位置となり、両端のベアリングで回転します。

加工終了後、ジャーナルを検査したところ、平行、真円、0.01mm以内の同心円、4~6CLAの仕上がりであることが確認されました。この作業を進める一方で、故障した古いベアリングパッドは英国に空輸され、新しいジャーナル寸法に合わせて再設定と機械加工が行われました。その後、ステーションに戻して取り付けを行い、発電機を組み立てて再運転の準備に入りました。

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